7月5日の演奏会まで残り2週間。
本来なら集客の追い込みをしている時期です。
そんな中、アンサンブル凜はサポーター会員の皆さんと「じゃがいも掘り」に出かけました。
しかも当日は朝から土砂降り。
サポーター会員さんから「覚悟して電車に乗りました」のlineもあり、参加者の皆さんは腹を決めて集合。
蕨駅に着いた頃には滝のような雨が降っていて、正直どうなることかと思いましたが、
畑に到着すると、雨が止むミラクル!!
今掘るしかない!
ということで、一気に収穫開始。

雨との戦い、段取りとの戦い(そして団員の段取りの悪さにイライラする音楽監督との戦いも…?)を経て、無事にじゃがいもを収穫することができました。
その後は温泉で体を温め、みんなで帰路へ。
楽しい一日でした。

でも、今回の記事でお伝えしたいのは、じゃがいも掘りの話ではありません。
集客のたびに感じていた後ろめたさ
地域で演奏活動をされている方なら共感していただけるかもしれません。
演奏会を開くたびに、
「ご来場ください」
「チケットいかがですか」
という連絡をたくさんします。
もちろん演奏会にはお客様が必要です。
だから集客は避けて通れません。
でも私は時々、
「演奏会の時しか連絡していないな」
と申し訳ない気持ちになることがあります。
普段は連絡していないのに、演奏会が近づくとお願いばかりしている。
そんな感覚です。
じゃがいも掘りがくれたワンクッション
今回のじゃがいも掘りは、もともとサポーター会員さんとの雑談から生まれた企画でした。
私たちが考えたというより、
「みんなで行けたら楽しそうだね」
という声を形にしたものです。
だから演奏会の案内より先に、
「今度じゃがいも掘りに行きませんか?」
という連絡ができました。
そしてその後に、
「演奏会もよろしくお願いします」
と伝える。
たったそれだけなのですが、不思議と相手との距離感が違うのです。
相手の反応も柔らかく感じますし、何より私自身の後ろめたさが減りました。
お客様ではなく仲間として
今回改めて感じたのは、
アンサンブル凜が作りたいのは「お客様の名簿」ではなく、「仲間の輪」なのだということです。
演奏会に来ていただくことはもちろん嬉しい。
でもそれ以上に、
演奏会以外でも一緒に楽しめる関係があることが嬉しい。
そして何より感動したのは、じゃがいも掘りの話がサポーター会員さん同士の会話から生まれたことです。
凜をきっかけに人と人がつながる。
新しい交流が生まれる。
その輪が少しずつ広がっていく。
今回のじゃがいも掘りは、そんな凜の目指す姿を改めて感じられる一日になりました。
そして結果的に、演奏会前の集客にも大きな力を貸してくれました。
演奏会直前にじゃがいも掘り。
一見すると遠回りに見えるかもしれません。
でも私たちにとっては、とても大切な時間だったように思います。

